サポート

F.A.Q. for DWX-4W

ご購入の前に

1) 歯科用CAD/CAMソリューションとしてDWX-4Wを使用する場合は、製品以外に何が必要ですか?

業界で標準的な3Dスキャナや、CAD/CAMソフトウェア、材料(歯科切削加工用セラミックス、歯科切削加工用レジン材料)、ミリングバー、パソコンが必要となります。
また、DWX-4Wでは圧縮空気供給源のコンプレッサーが別途必要になります。

システム概要へ

2) DWX-4WにCAD/CAMは付属していますか?

付属していません。

3) CAD/CAMソフトウェアは購入できますか?

DWX用のCAD/CAMは当社パートナー会社にて取り扱っております。
パートナー紹介ページでソフトウェアをご紹介していますので、ご参考ください。

パートナーの紹介へ

4) DWX-4Wで加工する為のデータを簡単に作成することはできますか?

加工用のデータはCAMソフトウェアで作成します。詳細の使い方は、CAMソフトウェアメーカーまたはディーラーまでお問い合わせください。また、加工用の条件設定が重要なポイントとなります。DWX用の設定の有無はCAMソフトウェアメーカーまたはディーラーへお問い合わせください。

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5) 生産国はどこですか?

日本です。 DWX-4Wは、医療機器届出番号 22B3X10006000060  (一般医療機器)  として製造販売をしています。

6) コンプレッサーはどのようなものを使用すれば良いですか

コンプレッサー
- 空気圧力0.7~1.0MPa
- 空気量 114L/min 以上
- 圧縮空気への異物の混入を嫌いますので、オイルフリータイプを使用してください。
- 湿った空気はさびの原因になります。ドライヤー付きのものを使用してください。
- 安定した圧力が必要ですので、十分なタンク容量を持つものを選んでください。
- ホース外径:6 mm(ポリウレタン樹脂チューブ)をご用意ください。

7) ミリングバーは医療機器として登録されているものを使用する必要がありますか?

ミリングバーは医療機器として登録されている必要はありません。

8) 24時間連続稼働させることはできますか?

連続運転の耐久テストを行っており問題ありません。
設置環境は以下の条件を守るようにしてください
- 動作環境:温度5 ~ 40℃、湿度35 ~ 80% ( ただし結露のないこと)
- 環境汚染度:2(IEC60664-1 による)

9) 購入を検討しています。どこに問い合わせれば製品の説明をしてもらえますか?

当社では直接販売をしておりません。東京、大阪の当社クリエイティブセンターで購入に関してのお問い合わせに対応させていただいております。製品をご覧になられる際は、事前にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

仕様について

1) DWX-4W本体の大きさはどのぐらいですか?

外寸は480mm(幅) × 538mm(奥行き) × 599mm(高さ)です。重量は53Kgです。
※設置スペースとして、0.5m×1.0mを確保してください。また、作業用スペースとして1m×1.5mを確保する事を推奨します。

2) DWX-4Wに取り付け可能なワークサイズを教えてください

DWX-4Wでは下図の一般的な、ピン付材をセットできます。

3) DWX-4Wで切削可能なワークは?

ガラスセラミックスやハイブリッドレジンなどの歯科切削加工用セラミックス、歯科切削加工用レジン材料です。
ただし、仕様や物性によっては加工できない場合があります。詳細は本機をお買い上げの販売店、または当社コールセンターまでお問い合わせください。

4) 金属は加工できますか?

金属は加工できません。

5) ディスク材の材料を使いたいのですが可能ですか?

DWX-4Wではディスク材のワークは使用できません。

6) DWX-4Wを使用する際Windowsパソコンの推奨スペックや対応OSについて教えてください。

・オペレーティングシステム(OS): Windows Vista/7/8/8.1/10 ( 32,64 ビット版)
・CPU: オペレーティングシステムが動作するCPU
・メモリ: オペレーティングシステムが動作するメモリ
・ドライブ: CD-ROM ドライブ(ソフトウェアのインストールに必要)
・ビデオカードおよびディスプレイ: 1024 × 768 ドット、256 色以上の表示が可能なものを推奨
・インターフェイス: USB(Universal Serial Bus Specification Revision 1.1 準拠)

7) 「VPanel」で送信出来るファイル形式を教えてください。

RML-1、NC コード
※DWX対応したCAMで生成された切削データを出力する事ができます。

8) DWX-4Wはどのようなソフトウェアが付属していますか?

VPanelとWindows Driverです。
VPanelは、本機の操作、動作状況の確認、メンテナンスなどを行うソフトウェアです。
Windows Driverはコンピューターから本機にデータを送るために必要なソフトです。

9) DWX-4Wは、どのようなCAMソフトウェアに対応していますか?

「パートナー紹介」ページ にてソフトウェアをご紹介していますので、参考ください。

パートナー紹介

10) DWX-4WはNCコード(Gコード)で動作しますか?

動作可能です。
※DWXに対応したCAMで生成されたNCコードを出力する事ができます。

11) DWX-4Wで穴あけ加工はできますか?

CAMソフトウェアに穴あけコマンドが搭載されている場合、穴あけが可能です。

12) DWX-4Wで専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズ以外のミリングバーを使用できますか?

使用できません。「ZGB-D」シリーズを使用してください。

13) DWX-4Wは、コンピューターとの接続はUSBですか?

はい。接続用のUSBケーブルは標準で付属しております。
USB3.0専用のケーブルは使用できません。
また、USB延長ケーブルやハブを経由した接続も動作保証しておりません。

14) DWX-4Wの標準付属USBケーブルの長さは何メートルですか? 市販のUSBケーブルは使用できますか?

DWX-4Wの接続ケーブルの長さは3メートルです、標準付属USBケーブルをご使用ください。

15) カバーを開けた場合、安全装置が働いて非常停止しますか?

非常停止します。

16) VPanel内のメール機能でユーザー認証が必要なアカウントは使用できますか?

使用出来ます。
※セキュリティソフトウェアなどの設定が原因で、メールの送信ができない場合があります。メールの送信ができない場合は、ウィルス対策用などでご使用のセキュリティソフトウェアの設定を確認してください。

ハイブリッドレジンについて

1) ハイブリッドレジンは加工できますか?加工可能な場合、必要なものを教えて下さい。

加工できます。ただし、下記をご準備いただく必要があります。詳しくは当社もしくはDWX販売店様へお問い合わせください。
・DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」
・ハイブリッドレジン用加工設定(ご使用のCAMソフトウェアへの機能追加)

2) どのメーカーのハイブリッドレジンでも加工可能ですか?

健保適用(CADCAM冠)のハイブリッドレジンのうち、DWXシリーズに取り付け可能なワークに関しては、すべて加工可能であることを確認しています。(2015年8月現在)
その他の材料の加工可否につきましては、当社へお問い合わせください。

3) ハイブリッドレジンの加工時間を教えてください。

DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズを使用した場合の加工時間の目安は以下の通りです。
ご使用いただくCAMソフトウェアによって、加工時間に若干の違いが発生しますので、参考値としてご参照ください。

4) DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズは、どこで購入できますか?

DWX販売店で購入可能です。購入に関しましてはDWX販売店へお問い合わせください。

トラブルシューティング

1) 機体が動かない/出力できない

フロントカバーが開いていませんか?
起動時はフロントカバーを閉じてください。起動時にカバーが開いていると、安全のため初期動作をしません。

スピンドルユニットや回転軸ユニットに何かが引っかかっていませんか?
いったん電源をオフにして、何かが引っかかって初期動作を妨げていないか確認してください。障害物を取り除いたら、もう一度電源をオンにしてください。

ミリングバーが引っかかっていませんか?
スピンドルユニットに取り付けたミリングバーが回転軸ユニットやワークに噛みこんで引っかかってしまっているために、初期動作できない可能性があります。VPanelの非常時リリースを使って、いったんミリングバーを取り外してみてください。

2) 操作ボタンが反応しない

フロントカバーが開いていませんか?
本機はフロントカバーが開いていると、操作の一部が制限されます。フロントカバーを閉じてください。

手袋をしていませんか?
ビルトインパネルの操作ボタンは手袋をしたままでは反応しません。手袋を外して操作してください。

3) VPanel が機体を認識しない

ケーブルが接続されていますか?
ケーブルの接続を確認してください。詳しくは 「 セットアップガイド」(「ケーブル類の接続」)をご確認ください。

ドライバーは正しくインストールされていますか?
コンピューターとの接続を手順通りに行わないと、ドライバーが正しくインストールされません。ドライバーが適切でないと、VPanel は正常に機能しません。接続を正しい手順で行ったか再確認してください。


複数台接続している場合、または機体のID を変更した場合の手順は正しいですか?
接続手順を誤っている可能性があります。正しい接続方法を確認してください。機体のID を変更した場合、機体とVPanel の再起動が必要になります。詳しくは「セットアップガイド」(「複数台接続する」)をご確認ください。

4) 機体に出力できない/ 出力しても動かない

フロントカバーが開いていませんか?
フロントカバーが開いていると加工データを受信しても加工を開始しません。全てのカバーを閉じてビルトインパネルの操作ボタンを押すと加工を開始します。

VPanel が機体を認識していますか?
VPanel の表示が「オフライン(OFF の表示)」以外になっていることを確認してください。機体の電源がオンになっているにもかかわらずVPanel
の表示が「オフライン(OFF)」の場合は、ケーブルの接続などを確認してください。

複数台接続している場合の選択機体は正しいですか?

VPanel の画面で出力したい機体を選択してください。

一時停止中ではないですか?

PAUSE LED が点灯していると一時停止状態です。一時停止中は加工動作が止まり、操作の一部が制限されます。ビルトインパネルの操作ボタンを短押しすると、一時停止を解除できます。操作ボタンを長押しすると、加工を中止します。

初期動作中/ データキャンセル中ではないですか?
初期動作中やデータキャンセル中に受信した加工データはキャンセルされます。VPanel のメイン画面で機体の稼働状況が「READY」になったことを確認してから出力してください。

加工データは正しいですか?
加工データのパラメーターなどに問題がある可能性があります。加工データを確認してください。

エラーが発生していませんか?
エラーが発生すると、エラーLED が点滅します。エラー内容はVPanel に表示されます。

5) 複数台接続したらコンピューターがシャットダウンした

コンピューターに同じID の機体を同時に接続していませんか?
1 台のコンピューターに同じID の機体を同時に接続すると、コンピューターがシャットダウンすることがあります。その場合、接続しているすべての機体の電源をオフ
にし、USB ケーブルをコンピューターから外します。
次にコンピューターを起動しなおして、VPanel を起動します。VPanel が起動しない場合は再度インストールします。その後でID が重複しないように設定しなおしてください。
?詳しくは「 セットアップガイド」(「複数台接続する」)をご確認ください。

6) 圧縮空気が出ない

電源がオンになっていますか?
電源がオフのときは圧縮空気は供給されません。

レギュレーターの接続、圧力設定は正しく行われていますか?
接続を確認してください。接続に問題が無い場合は、レギュレーターの目盛りが0 になっていないか確認してください。レギュレーターの圧力設定が0 になっていると圧縮空気は供給されません。
?「 セットアップガイド」(「レギュレーターの準備」)

エアーを供給するホースが折れ曲がったり、つぶれたりしていませんか?

折れ曲がったり、つぶれたりしているホースをまっすぐにして圧縮空気が通るようにしてください。直らないほどホースが劣化している場合は、交換してください。

7) 自動補正に失敗する

自動補正用治具、検出ピンが汚れていませんか?
自動補正用治具、検出ピン、ミリングバーセンサーの先端(ミリングバーとの接触面)が汚れている場合は、汚れを取り除いてください。これらに加工くずなどが付着して汚れていると、センサー機能が正しく働かなくなるために、検出を正しく行うことができません。

自動補正用治具は正しく取り付けられていますか?

自動補正用治具の取り付けを確認してください

8) ミリングバーの管理情報が消えた

機体名称( プリンタ名) を変更していませんか?

ミリングバー情報は機体名称( プリンタ名) ごとに保存されています。機体名称(プリンタ名)を変える場合は
事前にミリングバー情報の内容を別途記録しておいてください。機体名称( プリンタ名) を元に戻せば、ミリングバー情報も元に戻ります。

9) 「コレットメンテナンス」中にエラーが発生して続けられない

VPanel に「1039-0000 圧縮空気の圧力が高すぎるか低すぎます。」というメッセージがでていませんか?
コレットメンテナンス作業に時間がかかりすぎると、圧縮空気の供給が足りなくなってコレットメンテナンスを続けられなくなります。次の手順でやり直してください。
1. 機体の電源をオフにします。
2. 適切な量の圧縮空気を供給します。
    「圧縮空気供給の準備(レギュレーターの設定)」
3. フロントカバーを開けます。
4. 電源をオンにします。
5. VPanel にて表示されているメッセージ画面で、[OK]ボタンをクリックしてメッセージを消します。
6. VPanel で「 メンテナンス」タブ→「非常時リリース」ボタンをクリックします。
7. 表示されたメッセージ画面で「OK」をクリックします。
8. コレットが開いているので、コレット交換用治具とコレットタップを使ってコレットを締めます。
9. フロントカバーを閉めます。機体の動作が停止し、ステータスライトが青色になったら待機状態です。
10. 再びコレットメンテナンスを実施してください。

スピンドルユニットや回転軸ユニットに何かが引っかかっていませんか?
何かが引っかかって初期動作を妨げていないか確認してください。

10) フロントカバーから水が漏れる

防水プレートは正しく取り付けられていますか?
防水プレートが正しく取り付けられていないと、水が漏れる場合があります。防水プレートの取り付け状態を確認してください。
防水プレートの取り付け方法についてはセットアップガイド、または(「防水プレートの清掃」)にて確認してください。

11) 加工結果がきれいでない

ワークは確実に固定されていますか?
ワークの取り付けを見直してください。加工時の振動やミリングバーの圧力によって、ワークの位置がずれたり、外れたりしないようにしっかりと固定してください。

ミリングバーが摩耗していませんか?
同じミリングバーで加工を続けると、ミリングバーが磨耗して、加工結果に影響します。新しいミリングバーに交換してみてください。ミリングバーの使用時間はVPanel で管理することもできます。

加工条件が厳しくありませんか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAM の加工条件を見直してください。

補正がずれていませんか?

長期間使用や機体の移動などで原点がずれて、段差が出来る場合があります。自動補正を行ってください。自動補正を行っても期待する結果が得られない場合は、手動補正を行ってください。手動補正の場合は、原点位置補正でY の値を変えると改善する場合があります。

12) 加工結果に段差が出来る

補正がずれていませんか?
長期間使用や機体の移動などで原点がずれて、段差が出来る場合があります。自動補正を行ってください。自動補正を行っても期待する結果が得られない場合は、手動補正を行ってください。手動補正の場合は、原点位置補正でY の値を変えると改善する場合があります。

CAM の加工条件は正しいですか?
加工設定に不備の設定があると段差が出ることがあります。CAM の加工条件を見直してください。

13) 加工結果の寸法が合わない

ミリングバー径がCAM の設定と合っていますか?
CAM の設定を確認してください。

シンタリングプログラムの温度設定はワークと合っていますか?
お使いのメーカーのワークに適合するようにシンタリングプログラムの温度設定を確認してください。

14) チッピングする(加工結果の縁が欠ける)

機体の設置台は固定されていますか?
切削の振動で設置台が振れる可能性があります。

ワークは確実に固定されていますか?

ワークの取り付けを見直してください。加工時の振動やミリングバーの圧力によって、ワークの位置がずれたり、外れたりしないようにしっかりと固定してください。

ミリングバーが磨耗していませんか?
同じミリングバーで加工を続けると、ミリングバーが磨耗して、加工結果に影響します。新しいミリングバーに交換してみてください。ミリングバーの使用時間はVPanel で管理することもできます。

コレットが変形していませんか?

スピンドルの先端が回転軸などにぶつかったり、スピンドルがロックしたりすると、コレットが変形する場合が
あります。コレットが変形している場合は、交換してください。

加工データの厚さは薄すぎませんか?

切削物の仕上がり時の厚みの指示が薄すぎるとチッピングしやすくなります。加工データの形状を見直してください。

加工条件が厳しくありませんか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAM の加工条件を見直してください。

15) 加工結果に穴が開く

ミリングバーの径がCAM の設定と合っていますか?
CAM のミリングバー設定を確認してください。

補正がずれていませんか?
長期間使用や機体の移動などで原点がずれて、加工結果に影響する場合があります。自動補正を行ってください。自動補正を行っても期待する結果が得られない場合は、手動補正を行ってください。手動補正の場合は、原点位置補正でZ の値を+ 方向へ変えると改善する場合があります。

加工条件が厳しくありませんか?
加工条件が厳しいと加工結果に影響する場合があります。CAM の加工条件を見直してください。

加工データの厚さは薄すぎませんか?

加工物の仕上がり時の厚みは0.8 mm 以上必要です。加工データの厚さを確認してください。

16) 1017-0000 カバーが開きました。

スピンドル回転中にフロントカバーが開きました。(本機は、安全のためスピンドル回転中にフロントカバーが開くと非常停止します。)
1. 電源をオフにしてください。
2. フロントカバーを閉じてください。
3. 電源をオンにしてください。

エラーメッセージへの対処方法

VPanel で表示されるエラーメッセージとその対処方法です。ここで説明する対処をしても復帰できない場合や、ここにないエラーメッセージが表示された場合は、本機をお買い上げの販売店、または当社コールセンターまでご連絡ください。

1) 1000-**** % 軸リミットスイッチを検出できませんでした。(% は、「X」「Y」「Z」「A」のいずれか)

加工くずや障害物などにより、動作が妨げられている可能性があります。
1. 電源をオフにしてください。
2. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
3. 電源をオンにして、作業を再開してください。

2) 1006-**** % 軸の位置ずれが発生しました。(% は、「X」「Y」「Z」「A」のいずれか)

モーターの位置ずれが発生している可能性があります。
1. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
2. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

加工条件が厳しすぎる可能性があります

1. CAM の設定や、加工データの形状を見直してください。
2. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

3) 1006-**** % 軸の位置ずれが発生しました。(% は、「X」「Y」「Z」「A」のいずれか)

モーターの位置ずれが発生している可能性があります。
1. 本機の動作の障害になっているものや、たまった加工くずがある場合は、それらを取り除いてください。
2. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

加工条件が厳しすぎる可能性があります

1. CAM の設定や、加工データの形状を見直してください。
2. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

4) 101D-0000 ミリングバーを掴んだまま離せません。

ミリングバーの返却に失敗しました。コレット内部やATC マガジンの汚れ、またはコレットの破損や変形が原因の可能性があります。
1. VPanel に表示されるメッセージにしたがってミリングバーを強制リリースしてください。接続部分が固まって取り外しづらい場合は、ミリングバーを左右に揺すりながら下に引っぱってください。
2. 「コレットメンテナンス」を行ってください。その際、コレット内部の清掃をていねいに行ってください。
     「STEP 0:スピンドル慣らし運転(短)」
3. ATC マガジンを清掃してください。
     「加工終了後の清掃」
上記を行っても再発する場合は、コレットが変形している可能性があります。その場合はコレットを交換してください。交換後は、自動補正を行ってください。
     「加工機の補正」

5) 101E-0000 ミリングバーが損した可能性があります。

ミリングバーが破損しているか位置がずれている可能性があります。また、コレット内部が汚れている可能性があります。
1. 本体ボタンを長押ししてエラーを解除してください。
2. ミリングバーが破損していたり、位置がずれていたりする場合は、ミリングバーを新しいものに交換してください。
3. 加工条件が厳しすぎる可能性がありますので、加工条件を見直してください。
4. 加工条件を見直してもエラーが再発する場合は、「コレットメンテナンス」を行ってください。その際、コレット内部の清掃をていねいに行ってください。
  「STEP 0:スピンドル慣らし運転(短)」

コレットが老朽化している可能性があります。

上記を行ってもエラーが再発する場合は、コレットが老朽化して保持力が低下している可能性があります。コレットを新しいものに交換してください。コレットを交換したら、加工機の補正を行ってください。
「コレットの交換」、 P. 39「加工機の補正」

6) 101F-0000 ミリングバーがずれて下がっています。

ミリングバーのホルダーがずれているかミリングバーが摩耗して短くなっている、またコレット内部が汚れている可能性があります。
1. VPanel に表示されるメッセージにしたがってミリングバーを強制リリースしてください。
2. ミリングバーが摩耗して短くなっていたり、ホルダーがずれていたりする場合は、ミリングバーを交換してください。
3. 加工条件が厳しすぎる可能性がありますので、加工条件を見直してください。
4. 加工条件を見直してもエラーが再発する場合は、「コレットメンテナンス」を行ってください。その際、コレット内部の清掃をていねいに行ってください。
   「STEP 0:スピンドル慣らし運転(短)」

コレットが老朽化している可能性があります。

上記を行ってもエラーが再発する場合は、コレットが老朽化している可能性があります。コレットを新しいものに交換してください。コレットを交換したら、加工機の補正を行ってください。
   「コレットの交換」、 「加工機の補正」

7) 1020-0000 ミリングバーが長すぎます。

ミリングバーが専用品ではない可能性があります。
1. 正しいミリングバーをストッカーにセットしなおしてください。
2. 加工中だった場合
  フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
  加工中ではなかった場合
  フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

ミリングバーのホルダーがずれている可能性があります。
1. ミリングバーを新しいものに交換してください。
2. 加工中だった場合
  フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
  加工中ではなかった場合
  フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

8) 1022-0000 ミリングバーを掴めませんでした。

ミリングバーがセットされていないか、間違ったストッカー番号にセットされている可能性があります。
1. ミリングバーを正しい位置にセットしなおしてください。
2. 加工中だった場合
  フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。加工中ではなかった場合フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

ATC マガジンやミリングバーが汚れている可能性があります。

1.ATC マガジン、ミリングバーの清掃をしてください。
  「加工終了後の清掃」
2.加工中だった場合
 フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
 加工中ではなかった場合
 フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

ATC マガジンの位置がずれている可能性があります。

上記を行ってもエラーが再発する場合は、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。

スピンドルユニットが故障している可能性があります。

上記を行ってもエラーが再発する場合は、スピンドルユニットを新しいものに交換してください。スピンドルユニットを交換したら、加工機の補正を行ってください。 
「スピンドルユニットの交換」、 「加工機の補正」

9) 1023-0000 加工データに問題があります。パラメーターの数が間違っています。 1024-0000 加工データに問題があります。パラメーターが範囲外です。 1025-0000 加工データに問題があります。コマンドを解釈できません。 1026-0000 加工データに問題があります。アドレスが定義されていません。 1027-0000 加工データに問題があります。パラメーターが定義されていません。 1028-0000 加工データに問題があります。実行できません。

コンピューターから受信した加工データに、何らかの問題がある可能性があります。
または、コンピュータに高い負荷がかかっているためにデータ転送に失敗した可能性があります。

1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. 加工データを見直してください。

加工データに問題が無かった場合
1. 不要なプログラムを終了してください。
2. お使いのコンピュータを再起動して加工をやり直してみてください。

10) 1029-**** スピンドルに許容範囲を超える負荷がかかりました。 102A-0000 スピンドルに許容範囲を超える電流が流れました。 102B-0000 スピンドルモーターが高温になりました。 103C-0000 スピンドル温度が高温になりました。 1035-0000 スピンドル制御回路が高温になりました。

スピンドルに大きな加工負荷がかかるなどして停止しました。次の可能性があります。
- ミリングバーが摩耗している。
- 本機で加工できないワークを使用している。
- 加工条件が厳しすぎる。
- スピンドルが故障している。

1. 電源をオフにしてください。
2. ミリングバー、ワーク、またはCAM の設定や加工データの形状を見直してください。
3. モーターが過熱していることが考えられますので、しばらく休ませてから電源をオンにしてください。
ミリングバー、ワーク、加工条件に問題が無い場合は、スピンドルユニットが故障している可能性があります。スピンドルユニットを新しいものに交換してください。スピンドルユニットを交換したら、加工機の補正を行ってください。
「スピンドルユニットの交換」、「加工機の補正」

11) 102D-0000 スピンドルを回転できません。

ケーブルが断線していたり、スピンドルユニットが故障していたりする可能性があります。
電源をオフにしてから、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。

12) 1038-0000 加工データに問題があります。ミリングバーが選択されていません。

加工データにおける、ミリングバーの指定内容に問題があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. 加工データを見直してください。

13) 1039-0000 圧縮空気の圧力が高すぎるか低すぎます。

圧縮空気を供給していないか、レギュレーターの設定が間違っている可能性があります。
加工中だった場合

1. 適切な圧力の圧縮空気(0.6 MPa~0.8 MPa)を供給できるように、コンプレッサーまたはレギュレーターを調節してください。
   「圧縮空気供給の準備(レギュレーターの設定)」
2. フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。

コレットメンテナンス中だった場合
    「「コレットメンテナンス」中にエラーが発生して続けられない」

上記以外の場合
1. 適切な圧力の圧縮空気(0.6 MPa~0.8 MPa)を供給できるように、コンプレッサーまたはレギュレーターを調節してください。
   「圧縮空気供給の準備(レギュレーターの設定)」
2. フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。

圧縮空気を適切な圧力(0.6MPa ~ 0.8 MPa)に設定したにもかかわらず、エラーメッセージが表示される場合は、一時的に圧力が低下した可能性があります。
1. 現在の設定より少し圧力を上げてください。0.05 MPa 程度ずつ上げて、エラーが出ない値に設定してください。ただし、0.8 MPa 以下としてください。0.8 MPa よりも高く設定すると故障の原因となります。
2. フロントカバーを閉じて、ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除できます。レギュレーター等の部品が故障している可能性があります。

上記を行ってもエラーが再発する場合は、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでお問い合わせください。

14) 1033-0000 クーラントが流れていません。

クーラント(冷却水)が入っていないか、量が少ない可能性があります。
1. 適切な量のクーラントを供給してください。
   「クーラントタンクへの給水/クーラント(冷却水)の交換」
2. 加工中だった場合
ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
  加工中ではなかった場合
ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
上記を行ってもエラーが再発する場合は、クーラント(冷却水)を全て入れ替えてください。

フィルターや経路が詰まっている可能性があります。
クーラントタンク内の汚れをきれいにしてください。フィルターが汚れている場合は、フィルターを交換してください。
「クーラントタンクのフィルター交換」

クーラントポンプ、またはセンサーが故障している可能性があります。
上記を行ってもエラーが再発する場合は、電源をオフにしてから、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。

15) 1034-0000 クーラントタンクが外れました。

機体の動作中にクーラントタンクが外された可能性があります。
1. クーラントタンクを正しく取り付けてください。クーラントタンクはカチッという感触のあるところまで押し込む必要があります。
2.加工中だった場合
 ビルトインパネルの操作ボタンを押してください。加工を再開します。
 加工中ではなかった場合
ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。

16) 103B-0000 自動補正が行われていません。

自動補正を行っていないか、自動補正を途中でキャンセルしたままである、また自動補正が再度必要なファームウェアバージョンアップをした後に自動補正を行っていない可能性があります。
1. ビルトインパネルの操作ボタンを長押ししてください。エラーを解除します。
2. 自動補正を行ってください。
   「加工機の補正」

VPanel と機体のファームウェアのバージョンが合っていない可能性があります。
ダウンロードページからVPanel と機体のファームウェアの最新バージョンをダウンロードしてインストールしてください。

ダウンロードページヘ

17) 103A-**** 重大エラー!!  クーラントが漏れています!!

機体内部で水漏れが発生している可能性があります。
電源をオフにして、電源ケーブルを抜いてください。その後、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。

メンテナンスについて

1) ソフトウェア更新はどうすればいいですか?

当社サポートのWebページからWindows Driverやソフトウェアのアップデータをダウンロードいただけます。

ダウンロードページへ

2) DWX-4Wの保証や修理はどの様になりますか?

不具合が発生した場合、当社コールセンターで承ります。コールセンターについては、下記URLをご参照ください。

ローランド ディー.ジー. コールセンター

また、DWX-51Dは年間保守契約必須の製品です。保守契約に関しての詳細は、下記URLをご参照ください。

年間保守契約について

3) 消耗部品の交換目安はどの程度ですか?

添加剤とクーラントタンクのフィルターは消耗品になります。

クーラントタンクへの給水/クーラント(冷却水)の交換頻度は以下の通りです
給水: タンク内の水位が下限に達したとき
交換: 1 週間に一度、もしくは使用時間が15 時間を超えたとき
         「クーラントタンクへの給水/クーラント(冷却水)の交換」を参照してください。

クーラントタンクのフィルター交換頻度は以下の通りです。
- フィルターが汚れているとき
- 1 か月に一度(ご使用状況によって異なります)

4) 加工前に確認する事はありますか?

1. ミリングバー: ストッカーに装着したミリングバーはCAMの設定と同じですか?
2. ワーク: ワークの大きさはCAMの設定と同じですか?
3. ワークの固定: 固定ビスはきちんと締めこんでいますか?
4. コンプレッサー: レギュレーターに空気は供給されていますか?

5) 加工終了後にするメンテナンスはありますか?

加工終了後、乾いた布を使って機体内部を清掃します。

特にスピンドルヘッド周辺や回転軸周辺部分は水分や加工くずが付着したままだと加工結果に影響を及ぼす可能性があるため、ていねいに拭き取ってください。

6) 「自動補正」を実施する際の注意事項は何ですか?

下図、赤色で示された、検出ピン・検出ポイントを事前にしっかりと清掃し、「自動補正」を実施します。
※使用後、検出ピンは汚れない様に付属のケースに入れて保管してください。

7) 刃物の交換目安はどれぐらいですか?

各ツールでガラスセラミックスの場合は7時間です。
VPanel で加工時間の確認ができます。

ガラスセラミックスについて

1) ガラスセラミックスは加工できますか?加工可能な場合、必要なものを教えて下さい。

加工できます。ただし最低限、下記をご準備いただく必要があります。詳しくは当社もしくはDWX販売店様へお問い合わせください。

・DWX-4W専用ミリングバー
・ガラスセラミックス用加工設定(ご使用のCAMソフトウェアへの機能追加)

2) ガラスセラミックスの加工時間を教えてください。

DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズを使用した場合の加工時間の目安は以下の通りです。
ご使用いただくCAMソフトウェアによって、加工時間に若干の違いが発生しますので、参考値としてご参照ください。

3) DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズは、どこで購入できますか?

DWX販売店で購入できます。購入に関しましてはDWX販売店へお問い合わせください。

4) DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズで、ガラスセラミックスは何歯加工可能ですか?

加工可能な歯数の目安は30歯です。ガラスセラミックスの材質や歯冠形状、またはCAMソフトウェアによって変わりますので参考値としてご参照ください。

5) DWX-4W専用ミリングバー「ZGB-D」シリーズの寿命管理方法を教えてください。

VPanelの「ミリングバー管理」を使用してください。ガラスセラミックス加工時の各ツール寿命値の目安はそれぞれ「7時間」です。登録方法はマニュアルをご参照ください。